Story
Akita silver filigree / 秋田銀線細工 - 秋田伝統的工芸品
秋田市の無形文化財にも指定されている工芸技術の「秋田銀線細工」は、わずか0.2mmほどの銀線で作り出される伝統的工芸品。 白銀の純銀の銀線から作られる作品は、まるで雪の結晶のように繊細で美しい輝きが特徴です。 <銀線細工に使用される 0.2mm 〜 0.3の銀線 > 制作は、長い月日をかけて修行を積んだ技術力の高い職人により一つ一つ手作業で行われ、その緻密さからアート作品のような佇まいを持っています。 秋田銀線細工の歴史はとても古く、江戸時代にまで遡ります。諸説ありますが、ポルトガルより日本へ伝わったと言われています。当時、秋田は銀山が発見されるなど材料にも恵まれたこともあり秋田に根付き、栄えていったとも言われています。江戸時代当時は、主に武家の嫁入り道具や武器の装飾などが作られていました。明治以降、技術とデザイン性を高める活動が進められ、装飾品や額などの嗜好品なども作られるようになり、現在まで続く秋田銀線細工が確立されたと言われています。近年は、高齢化や担い手不足などにより職人の数は年々減少しています。 TOUROUの銀線細工ジュエリーコレクションは、今では数少ない秋田銀線細工職人により一つ一つ丁寧に制作されています。<TOUROUの製品は、秋田県にある房工房さんにて制作されています。細やかで丁寧な銀線細工職人 佐藤さんの作業風景 >ぜひ日常に身につけて、繊細で美しい佇まいの伝統工芸 秋田銀線細工を楽しんでいただければうれしいです。